

若林理砂著 夜間飛行
読み終わりました。以下、自分メモ。
その前に、著者のメルマガVol.125(2016年7月11日発行)には、
「新刊のご案内」としてこうかかれている。
以下引用------------------------
この書籍は、オンラインサロン「ハイパー養生団」で80名超の団員を
毎日直接指導して、結果、養生について初歩の初歩から説きなおすことを
しないとならないと感じてでき上がりました。
オンラインサロンの団員さんたちは、私の著作を読み、メルマガも読み、
Twitterで発信された情報も読んでいて、さらにやる気に満ち溢れて団の門を
叩いた人たちです。……ですが、それでも、ぜーんぜんできていなかったのです。
私、反省しました。この本はもっともっと理解できるようにしてみたつもりです。
養生に挫折した人、養生なんてもうわかってるし、という方、とにかく一度手に
とって読んで見てください。きっと今までよりクリアにわかるようになって、思っ
ていたような生き方が手に入ることでしょう。
-----------------------------------------引用終わり
この本には、著者の他の本(「
養生こよみ
」や、
先日読んだ「44の養生訓」など)にある、体質チェックや、体質別の細かな対処法は載っていない。
それ以前の、「初歩の初歩」ができた上で、はじめて各対処法が生きてくる。
そういうことなのだろう。
副題でもある「上質な人生を送るための5つの習慣」は
1)夜12時前には寝る
2)三食、野菜、タンパク質(肉・魚)、炭水化物(ご飯・パン・麺)のバランスを考えて食べる
3)1日20分以上、歩く
4)シャワーですませず、毎晩バスタブに浸かる
5)おやつは食べない。食べるなら月に1度とっておきのものを。
1〜3は、養生の基本(休養、栄養、運動)。4と5は、それに付随するもの。
「習慣」とは、無意識に続けていること。
そして「今の自分はそれまでの習慣が作り上げたもの」であり、
現在、体調不良など、問題があるとしたら、
「習慣」を変えることで、改善することができる。
その具体的な方法が養生。
「おやつ」とは、本の中では、小さなお菓子(クッキーやチョコ)を指しているが、
「無意識に取り入れている余計なもの」という点では、それ以外にもある。
何気なくさわるスマホや、調べ物があるわけでもないのに、ネット上を徘徊するなど、
時間泥棒的なものも、「おやつ」という言葉に象徴されているように思う。
大人の女に“おやつ”はいらない私にとっては、食べるおやつよりも、こちらの方が問題なのだ。
今の自分を変えたいなら、習慣を変えること。
習慣の一部を、新しい習慣に置き換えること。
そして、それを継続すること。
私にできていないのは、とにかく続けること。
知っているだけでは意味がない。
「自分のもの」になるまで続ける。
残りの人生、有意義にするには、これが必要。
養生は、元気になるため、ではない。
やりたいことができる自分になるため、だ。
この本と「養生こよみ」は、いつも手元に。
がんばる。